David Flaganan、まつもとゆきひろ氏の共著であるRuby本、 プログラミング言語 Ruby をついに読み終わった(スレッドの辺り一部飛ばしてるけど)。もともと英語の本を和訳したものだが、文章は自然で、日本語環境での補足など訳注も充実している。
とにかく内容が濃い。そこそこ分厚くて内容は濃いので本当充実の一冊。3990円という値段はむしろ安い位と思った。良く入門向けでは無いと言われるし確かにその通りだが、多少Rubyが書ける人なら初心者でも大丈夫かとは思う。ただとことんRuby自体の解説なので、Railsやrake,rspecなどといったRubyツールの解説、IDEなどの開発環境の話などは全く無い。その辺期待してる人は注意。
読んでていくつか思ったことは
Yuguiさんも1.9.1プッシュしてるしそろそろ移行時かなあ。Enumerable周りとか文字エンコード周りとか凄い進化してるし、あちこちに便利なメソッドが追加されてて、高速化もされてる。ライブラリとかも大分動くようになってきたみたいだし。
その他にも細かいところまで詳しく書かれており、相当勉強になった。Rubyを日常的に書く予定がある人にはお勧めの一冊です。